「現地採用は悲惨」って本当?【現地採用で海外就職経験者が解説します】

海外就職

こんにちは。YUKIKOです。

海外就職の「現地採用」ってネットで見るとネガティブな情報ばかり…。
現地採用で就職することを希望しているけど、なんだか不安になってきた(´;ω;`)
実際、現地採用ってどうなの~?

このような疑問・不安にお答えしていきます。

この記事を書いている私は、シンガポールで海外就職を経験。現地の日系金融機関に現地採用として4年半勤務しました。
こういった私が解説していきます。

現地採用は悲惨と思われる2つの理由

まず、なぜ現地採用が悲惨と思われるのか考えてみる事にします。

私が考える主な理由は「日本との比較」です。
2つ具体的な理由をあげてみました↓

その①駐在員との待遇格差

まず、悲惨と思われる理由の一つとして駐在員との違いです。

駐在員はご存知の通り、会社から派遣されて海外に来ているので給料が良いだけでなく、家賃・家族手当・医療費等の生活面でも資金的なサポートがついています。

一方、現地採用は給料やその他生活面はローカル社員と待遇は一緒です。
イコール、駐在員ほど良い手当は出ません。

待遇の違いは頭では分かっているものの、例えば日系企業の現地採用として採用された場合、同じ職場で同じような仕事をしている日本人なのに、駐在員というだけでどうしてこんなにも待遇が違うのだろう…と不満に思ってしまう方も少ないと思います。

その②雇用体系・生活水準の違い

続いては、給料や生活水準の違いです。

私はシンガポールで現地採用として就職しましたが、就職当時の給料は日本で働いていたころとほとんど同じでした。
しかし、シンガポールは物価の高い国として有名で特に家賃はとても高く、現地採用で来た人はルームシェアをしなければとてもじゃないけど家賃を払うことができません。
私は3人でシェアしていましたが、それでも東京で一人暮らしをするくらいの家賃を払っていました。

一方、比較的物価が安い地域(東南アジアだと例えばタイやベトナムなど)は、現地採用でもある程度給料がもらえればプールやジム付きのコンドミニアムに住むことができるとも聞いたことがあります。
しかし、物価が安いということは、給料水準も低いということです。その地では普通に生活ができるけど、日本円で考えると給料は大幅にダウンすることを念頭に置かねばなりません。

いずれにしても、現地採用は常にお金のことを考えながら生活していく必要があるのです。

シンガポール現地採用の体験談

続いて、私の実体験をお話します。
結論から申し上げると私は現地採用での就職に後悔はありません。

しかし、皆さんが気になる「現地採用は悲惨」という状況が自分の経験でもあったか思い出し、そのような状況からどう乗り越えたかもシェアしてみようと思います。

悲惨体験談①周囲の日本人からの偏見

現地採用として海外に来た者は、伝統的な日系企業に長年勤続して駐在員としてきた人からしたら、「少しズレている人」と思われがちです。
駐在員のような待遇もなければ、仕事が続けられる保証もない。そんな選択をして、身一つで海外に来ているのですから。

私はよくそういう駐在員から「勇気あるね~」(褒め言葉ではないw)という声をかけていただいてました(笑)「君は宇宙人だね」と言われた日は少しショックでしたがwww

しかし一方で、現地採用は自分一人ではありません。
シンガポールには自分と同じ境遇の人がたくさんいました。そういった人との出会いは日本で知り合う友達とはまた違い、困難を一緒に乗り越えてきた仲間として現地採用での就職を終了した今でも良い付き合いが続いています。

また、駐在員は全員が現地採用に偏見を持っているわけではありません。年代の若い方は理解のある方も多く、相談に乗ってくれたり優しい方もたくさんいました。

周囲の日本人から心無い言葉を言われるのは確かに嫌でしたが、支え合える仲間がいる事で私は乗り越えられましたね★

悲惨体験談②仕事面

仕事面では、私の場合は学ぶことの方が多かったので、正直「悲惨」ということはなかったです。

しかし、一般的に言われる仕事での「現地採用は悲惨」なことは、与えられた仕事がこなせず使えないと判断されたら即解雇されてしまう可能性があることです。
これは現地採用としては次の仕事を早く見つけないと就労ビザが切れて強制帰国をせざるを得なくなりますし、給料もストップしますから生活にも影響します。

これは確かに「悲惨」な事実ですが、考えを180度変えると海外は日本の年功序列とは違い、基本的には成果主義です。
自分の努力次第で給料UPすることが可能です。同じく、プラスαのスキルを身いつけていくのも自分次第。
私も上司に交渉し、給料UPさせたこともあります。(もちろん、プラスαのスキルを身に付けてからです)

会社に所属しているだけで給料が上がっていくシステムが好みという方は別ですが、日本で会社でやりたいことがなかなできなくてモヤモヤしているなんて人には海外での働き方があっているのかも…!

悲惨体験談③生活面

続いては生活面。

生活面では色々と苦労しました…。先程もお伝えした通り、家賃が高い事やルームシェアでのストレス。また、食事面では美味しい日本食を食べようとすると値段が張るので頻繁には食べられません。

中でも私が一番苦労したのが、病院です。

私の会社は幸いにもローカル社員への医療サポートがり、指定された範囲なら診察代、薬代を負担することはありませんでした。
資金面では助かったのですが、いざ体調が悪くなり病院へいくと、もちろんローカルの病院ですから医者もローカルの医者です。イコール、英語でその時の体調を説明しなければなりません。
体調が悪い時に慣れない医療英語を話すのって本当に大変でした…。
シンガポールには日系の病院もあるのですが、そこはもちろん会社のサポート外なので自己負担。一度、どうしても日系の病院に掛かりたい時があり仕方なく行ったことがありましたが、料金はとても高く、頻繁に行けるものではないと痛感しました。(駐在員だと日系病院の医療費も負担してくれる会社も多くあるようです。)
もちろん、英語に慣れていればローカルの病院でも問題ないと思います。しかし、私の様に中途半端な英語力だと病院も行くのに一苦労。

また、国によっては医療費がめちゃくちゃ高い国もありますよね…。(確かアメリカとか高いですよね…)病院に行けるのは良いけど、高額な料金を請求されては支払いができるかも不安ですよね。
海外で生活するには健康であることが第一だと痛感しました。

そのことに気が付いてからは、英語力を上げることを目標にすることはもちろんですが、健康のために食事に気を付けたり、ジムで運動を始めました。
健康への意識が高まり、私の場合日本でコンビニのおにぎりや弁当で食事を済ませていた頃に比べたら断然肌の調子も良いですし、体も軽くなりました。

「悲惨」と言われてもチャレンジすべきか

結論、海外就職したい気持ちが少しでもあるならチャレンジしましょう。
「現地採用は悲惨」と思うかどうかは、人によって違いますし、私は長年の海外就職という夢をかなえられたことで自分に自信が持てたのでチャレンジして良かったです。

しかし、海外就職後の事を考えた時、「海外就職経験=日本で再就職有利」では全くないのでご注意を。
海外就職は決してすごいことでもなく、日本で再就職するときの面接では、「なぜ海外就職したんですか?」と聞かれると思いますが、その質問の真意の一つは「日本で働くのがうまくいかなかったのかな?」ということも含まれるかと思っています。

なので、日本で再就職するときの雇用条件を少しでも良くするためには、再就職するのに十分なスキル身に付け、海外で働いた経験が日本でも活かせることだと思います。
そのような気概がある人には現地採用で海外就職することはとても良い経験になると思いますよ。

最後に

いかがでしたでしょうか。
「現地採用は悲惨」かどうかは、皆さんが実際に経験してみないと分からないと思います。
様々な情報が入り混じっている中、最終的には「自分はどうしたいのか」を軸にして検討してみてくださいね。
この記事が皆さまのお役に立てたら幸いです。
YUKIKO

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